せせらぎで生まれ育ったホタルたちの活動も、8月に入りひとつの区切りを迎えました。
 本年のホタル観賞期間は終了致しますが、来年もホタルが飛翔するように引き続き環境維持に努めてまいります。
 ご参拝の折は是非せせらぎの水音に耳を傾けながら、心静かなひとときをお過ごしください。
平成23年 立秋
カワニナ(川蜷)
 ホタルの幼虫のエサになる3cmほどの黒く細長い巻き貝。まるで小石のように水底や岸ぎわ、岩の上にいます。ホタルの成長に伴い数が減りましたが、子供も生まれ、落ち葉に2〜3mmほどの稚貝がたくさんついています。カワニナは卵ではなく、稚貝で増えます。
ホトケドジョウ(仏泥鰌)
別名:ホトケ、ダルマ
 地蔵が魚に化けたという言い伝えのように、ずんぐりとした体形をもつ6cmほどのドジョウの仲間。ゆったりと泳いだり、水草や石にもたれかかって休んだりする姿が見られます。
ヤマトヌマエビ(大和沼蝦)
別名:サワエビ、カワエビ、タニエビ
 3.5cmほどの半透明の体で水草の陰にいるので、なかなか見つけられませんが、暗色の模様をつけたきれいな姿をしています。
シマヨシノボリ(縞葦登)
別名:ゴリ、クズ、アオバラ
 7cmほどの体にひらひらしたひれを持つハゼの仲間。胸びれにある吸盤でいろいろな所にくっつくことができます。水底、岩のすき間や落ち葉の陰に見え隠れしながら、泳ぐというよりは水中を跳ねるように動いています。
メダカ(目高)
別名:ウルメ、タカミー
 絶滅危惧種として知られているメダカも、東京大神宮のせせらぎを流れる清らかな水の中を皆で仲良く泳ぎまわっています。人影が近づくと逃げてしまうので、そっと覗いてみてください。
参考文献:『淡水魚』(山と渓谷社)
 小さな森のせせらぎに住んでいる、
小さな生き物たちを守るため、
東京大神宮では水質の維持や周辺の整備、観察など
水辺の環境保護に日々努めています。
東京大神宮
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